1人が本棚に入れています
本棚に追加
――二時間後――
「て、転生……?」
「そやそや。よく最近の小説にありがちな異世界転生っちゅーやつですわ。ま、ウチの場合、異世界やのーて同じ世界なんやけど。あれ?これ、異世界転生になるんか?」
「…………」
「死因もよーありがちなトラックに轢かれてーって奴ですわ。あ、死んだ。そう思た次の瞬間、ウチはペットボトルに転生してしもたんですわ」
「転生先酷すぎんだろ。なに、前世では連続殺人犯だったりしたの?」
「失敬な。ごくフツーの女子高生、JKを謳歌しとりましたわ。まあ、その記憶ももう、うっすらとしかありませんが」
「JK……」
「お、このなりで言うてるから信じられまへんか?そりゃーもうナイスバディ、ボンッキュッボンッやったんですよ?いやー、兄さんに見せたりたかったですわ、ホンマ」
「……」
最初のコメントを投稿しよう!