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いつもの公園。
秋も深まり、すっかり赤色だ。
｢きれー、｣
もみじを一枚手に取って、そっとハンカチに包んでポケットに入れた。
｢田中さんにみせてあげよ｣
田中さんどんな顔するだろう？
想像して、少し笑みがこぼれた。
一通り歩いて立ち止まり、大きく息を吸う。
｢ん～！空気が美味しい！｣
大きく伸びをして、思いっきり息を吐いた。
｢よし、帰ろ｣
リフレッシュ出来たからか、いい曲がかけそうだと思いながら帰路についた。
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