Prolog

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私が触れた手のひらは 真冬に触る他人の手より冷たくて 氷よりも冷たい だんだんと弱っていくからだと 前と変わらない安心する笑顔 秒針の音がいつもより大きく鳴っている 心音がだんだんと大きくなっていく私とは反対で 彼の心音はだんだんと小さくなっていく 唇に冷たい感触 秒針と同時に貴方の頬に涙が落ちた__
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