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勇者達
魔法の勇者ヴァーリは5年前魔王討伐の功績として旧魔王領の約8分の1程の土地ベイカー王から貰った。
ヴァーリは広大な土地の所有者であるにも関わらビジネスをするでもなくその土地に人を住まわして領主になるでもなくただ1人ひっそりと暮らしていた。
3年前まではヴァーリは都市で食料などを調達していたが今では完全な自給自足の生活を送っていた。
もちろんこんな人が1人しかいない場所に人が来るわけが無い。
だが稀に王国の使者や元パーティの勇者達3人が来ることがある。
そんなある日ヴァーリが新しく畑を耕している最中に元勇者達が訪問してきた。
エル「おーい、ヴァーリー」
ヴァーリ「ん、お、エルじゃないか」
エルは剣の勇者で元々ベイカー王の長男で魔王討伐後は国でも有数の重要都市のマアトの領主に就任している。
エル「元気にしてるか?」
ヴァーリ「ああ、お前1人だけか?」
エル「いや、あとハトホルとトリヤが来るはずだ」
ハトホルは癒しの勇者…いや勇者と言うより女神と読んだ方が正しいな。
ハトホルは癒しの女神で魔王討伐後はアスクルとゆう宗教団体を作りそこのシスターをしている。
トリヤは盾の勇者で魔王討伐後は王国陸軍大将となっていた。
ヴァーリ「そうか」
エル「お、やっと来たなあいつら」
トリヤ「すまん少し遅れてしまった」
ハトホル「遅れてしまってすいません」
ヴァーリ「久しぶりだなトリヤ、ハトホル」
トリヤ「久しぶりだなヴァーリ」
ハトホル「お久しぶりです。」
ヴァーリ「ところでお前たちはなんできたんだ?」
エル「少しお前と話したくてな」
ヴァーリ「そうか」
トリヤ「ワイン持ってきたからお前の家で飲まないか?」
ヴァーリ「そうだな、そうしよう」
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