楽しい修羅場の作り方

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　今、まだ俺の後の穴の中に居座り、俺の頬や腹や胸の上にかけられた白濁を嬉しそうにあちこちに塗りたくっている新は見た目、キラキラ爽やか好青年系の癖にAVの複数攻めと男相手の中出しやぶっかけ、あと快楽墜ちさせるのが大好き。
男女共にモテる癖にその見た目ゆえ、周りに性癖をオープンに出来ず、ちぎっては投げちぎっては投げしてるセフレ達とはサービスが先立ってしまい思う存分イけないという残念仕様。

で、隣でさっきからずっとはぁはぁと遥斗と新がヤッてるのを見ながら興奮しつつ自分の雄を抜いて遥斗にぶっかけて、更に手錠の玩具片手にこれら参戦する気満々なのは大和。
やってるコトは残念な奴だが、普段の見た目は、良家のご子息様らしく日々武道で身体を鍛えていることもあって品が良い服の下の筋肉はバランスよく、さらに黒縁眼鏡の似合う凛々しい顔立ちをそこに添えると、どう見ても硬派に見える。
硬派にしか見えない。
真面目そうに見える癖に大和は、奴の母親と姉の影響で女性向けBLゲームのNTRと緊縛と玩具好きの自称溺愛型。遥斗が新に激しく抱かれているのを見たあと、白濁まみれの遥斗を拘束して泣かせながらゆっくりじっくりと抱くのがたまらんと昼間から明言する変態だ。

……そして今、新に生で中出しされたばかりなのに、次の大和の挿入にちょっと中がキュンとしてる俺は、普段は『ああ、そんな奴いたかも』くらいの存在感の、何処にでも居そうな地味男。
だが、高校に入学したくらいから周りに内緒で女装にハマり、今はこんなに感じまくっているがつい最近……三ヶ月前に無理矢理、兄貴とその友達に優しく輪姦されるまでは処女だった。
えーっと、その後、一ヶ月位は兄貴とその友達に輪姦、調教されたっけ？まぁ、その経験のお陰で性癖を拗らせた俺は今では兄貴達に開発され覚えさせられた色々を誰かに見てもらわないと気持ちよくならない身体になっている。

　それぞれがそれぞれに紆余曲折あり過ぎたが、今は大和の母親と姉の手配した部屋でルームメイトとして共同生活を満喫している。

それぞれの性癖も上手く一致してるし、各自の部屋だけでなくヤる為だけの寝室も一つ用意されている4LDKのこの家は、本来とてつもなく家賃が高く……いやこのレベルだと持ちマンションかもしれないが……とてもで無いが庶民には暮らせないレベルだ。建物の入口はコンシェルジュさん？も居て警備も厳しいらしい。
元々セレブの大和はともかく、そんな部屋にどうして遥斗と新がルームメイトとして暮らせるようになったのかと言えば、
『室内にカメラや盗聴器は付けてないけど室内で使うローションやゴムの手配は大和の姉達に任せる』というルールを守れば家賃は月1万で良いと言われたからだ。金持ちの考えることはよくわからない。
丁度、貯金もなく住むところがなった遥斗にも、しつこいストーカーに困っていた新にもこれ以上の好物件はなく、大和から話を聞いた瞬間、二人でお願いしますと即座に土下座した。
学校の構内で。