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「さぁ、今から二人の時間だね」
食事と風呂も終わり、ここからは俺にとって待ちに待った時間だ。
毅は既に夢の中。眠りが深く朝まで起きない。
「そんな大げさな…けど、崇さんとこうして過ごす夜は久々なので興奮してます」
二人して濡れた髪のまま、キングサイズのベッドに腰掛け見つめ合う。
そして自然に重なる唇。
お互いの口内を出入りする舌を吸い上げるだけで、甘美な味覚が全身に広がっていくようだ。
「大和君…」
唇だけでは物足りなく、肩を押してベッドに寝かせる。
パジャマのズボンを下ろすと、既に下着を押し上げて形を変えたモノを確認できた。
「待っ…崇さ…」
制止する声も聞かず、下着越しに銜えれば先端から苦い汁が滲み出てくる。
舌を往復させ、そこばかり集中的に弄れば大和君から頬を撫でられ止められた。
「このままじゃ…イっちゃうんで…」
「いいよ、出せば」
少し頬が赤くなっている大和君を見つめ、その間に手は休ませることなく下着を脱がせた。
そして目の前に現れた、濡れている大和君自身を頬張る。
かなりのボリュームがあるため歯が当たらないように唇で扱き、裏筋からカリまでを丁寧に舌を添わせた。
何度も何度も頭を上下に動かし、
「た…崇さん…ッ!」
「んっ……ッ」
指を使って嚢を撫で回した途端、俺の口の中にどろりとした精液が流れ込む。
それをゆっくりと飲み干し、
「美味しかったよ、すごく」
唇を舐めて言えば、今度は大和君が俺の腕を掴みベッドへと押し付けられた。
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