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「貴女は人形?」
私が質問すると、真由はキョトンとした眼差しで私の顔を見つめながら、
「大切なお友達!」
と言ってくれた。
私は不思議に思いながらも、何故かとても嬉しいという思いが込み上げてきた。
「お腹すいてない?」
と私が聞くと、
「わからない!」
という答えが返ってきた。
私が台所からパンを持ってきて、
「これ一緒に食べようよ!」
と言うと真由は、
「うん、食べる!」
と笑顔で返事をしてくれた。
私は台所に戻ってお湯を沸かして、真由と私のカップに紅茶を入れた。
真由と一緒に朝食のパンを食べながら、
「真由、今日は一緒に買い物に行こうよ!」
と私が真由を誘うと、
「うん、行く!」
と笑顔で返事をしてくれた。
真由は私の言うことを何でも受け入れてくれるような感じがして、何かわからないけれど私はワクワクとした新鮮な感情が沸き起こっていた。
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