大切なお友達

5/14
前へ
/14ページ
次へ
「真由、ここのお店は『スモークサーモンといくらの明太子クリームソース』がおいしいから一緒に食べよう!」 と私が言うと、 「うん」 と言って真由は嬉しそうに頷いた。 私は店員さんに『スモークサーモンといくらの明太子クリームソース』と『カフェラテ』を2つずつ注文した。 パスタが運ばれたら、 「真由、私の真似をして食べてね!」 と言うと真由は嬉しそうに、 「うん」 と笑顔で頷いて、私が食べるところをじっと見てから真由も食べ始めた。 「真由、おいしい?」 私が聞くと、 「うん、おいしい!」 と真由は嬉しそうに返事をしてくれた。 パスタを食べる真由はとても美しい顔立ちで、人形がそのまま人間になったように感じた。 食事を終えて私は真由と一緒に電車で移動して、東京スカイツリーに行って展望デッキから東京を見渡した。 「真由、すごい高いね!」 と私が声をかけると、 「うん、高いね!」 と真由は笑顔で頷いてくれた。 真由は常に笑顔で私に接してくれていた。 その後、すみだ水族館に行くと、ちょうどペンギンの餌やりの時間で、真由と私は飼育員さんがペンギンに餌をやるところを見ることができた。 ペンギンへの餌やりは、ペンギンに餌をやる飼育員さんがペンギンの名前を言いながら餌を与えると、別の飼育員さんがメモをしているようで、すべてのペンギンに餌がいきわたるようにチェックしているようだった。
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加