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セルフネグレクト
長く会わない間に
変わったよという君は
僕の目から見れば
少しの変わりもなく
変わることに憧れて
変わることを望んで
付け焼き刃の変化をかざして
変わったと主張する
写真をご覧よ
心の写真を
この時あの時
何を思っていた？
いつも自分をきらって
違う自分になりたがって
いいと思える部分だけで
自分を造ろうとして
まるで思春期に閉じ込められている
そして病院に通う
変わりたい気持ちが薄まるとき
君は簡単に
生きる気力がなくなったという
君を連れて歩くには
僕は気が散りやす過ぎて
変わろうとしなくなるときに
君はぼんやりし始める
今ある君を見ることなく
無価値なんだと笑う
君は君に価値を見いだすことなく
他人を周りをうらやんで
君のものにならない価値ばかり
造り続けて山にしている
足元のかけらを指差せば
今さらだと切って捨てる
そして今日も薬を飲む
自分の泣き声に耳をふさぐ薬を
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