ゆめうつつ

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あれからいつの間にか眠っていたらしい。 次に目が覚めた時には、外はすっかり明るくなっていた。 「まぶし、」 思わず目を細める。 とりあえずベットから起き上がり、顔を洗う為に洗面所へ向かった。 「ふぅ、さっぱりした」 少し頭もすっきりした。 あんな夢を見たせいか、彼女に会いたくて仕方がない。 しかし、連絡を取ろうにも何故か携帯は壊れていた。 「まいったな」 携帯を片手にどうしようかと考える。 突然の故障。知り合いが前に、起きたら電源つかなくて壊れてたことがあったと言っていた事がある。今の自分も同じなのだろう。 なんとなく、すぐに彼女の所へ行かないと行けない気がした。携帯なんてその後だ。 「よし、」 準備を終えて、外に出る。
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