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百万年の孤独
私は今 こうしてここにいる
百万年の時を経て ここにいる
肉体が生まれたのはわずか数十年前
だけど
精神はまるで百万年の孤独を生きた様
百万年前から沈黙して
百万年前にとうに涙は枯れ果てて
それでも何かを待っている
希望に胸踊る夜明けを
恋は永遠に繋がるという淡い期待を
愛は無意味ではないという確固たる証拠を
百万年分の痴呆にも似た空白
百万年分の乾いた心の音
それらがひたひたと空間を浸して
それらが悶々と身体を揺らして
生きるとは孤独だ
生きるとは孤独に慣れる事だ
愛せよ百万年の孤独を
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