ここは檻 R-18

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ここは檻 R-18

――あっ…や…う… ――もっとおぼれましょう、私の中に  助けを呼ぶ声は誰もとどかない。  もがき苦しむ様を愉快に眺めた。 ――やだ…あッ…あ ――ほうら、私の指を離したくないってあなたの身体がいっています。 ――あァ…あッ…んや… ――求めなさい。私を ――アッ! 奥に指をぐっと突き入れた。 そのたびに彼の身体は何度も乱れた。 赤い癖のある髪が蜘蛛の巣のように乱れ、褐色の肌と血塗られたような赤い瞳がさらに扇情を煽った。 ――さあ、堕ちなさい。カイラス ――アァァァ…!  叫ぶ声は、だれも届かない。  彼を汚す自分を除いて
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