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信じてなかった
平日は、2時間ラブホに行って愛し合ってる私たち。
最近は真司の前戯が激しくてそれだけで疲労感。さらに本番があるから立てなくなりそうになる。手加減してるらしいけど。
「姫、さあ着いたよ」
寝てしまっていた。
「あ。ありがとう」
「キスして」
「んっ」
真司の唇が重なった。
「帰したくないけど」
「帰りたくないけど。ごめん」
「またね」
私は車を降りた。
真司は、片手を上げて車を走らせた。
何とか夕飯を作り、食べて、シャワーを浴びた。
「真司ったら」
自室で呟いた。
私の事、どう思っているのかしら。
スマホを手にした。
1件来ていた。真司だ。
今日はどうだったかな?
誠心誠意、愛したよ❤️
私は恥ずかしくなった。
恥ずかしい☺️
気持ち良かったよ❤️
これが精一杯。
LINEした。
恥ずかしがりやさん
そんなところが好き❤️
僕の愛は、伝わったかな?
それは、愛してるって事?
私はドキドキしながらLINEした。
そうだよ❤️
僕のお姫様👸❤️
涙がポロポロと落ちる。
ポンとLINEが1件入った。
僕だけを見てるんだよサラ
他のヤツは見るなよ
私はLINEの通話を押していた。
すぐに通話になった。
「サラ、遊びだと思ってた?」
私はドキッとした。
「サラ、僕が本気なの分からなかったかな」
「分からなかった…」
私は小さな声で答えた。
「分かってたよ」
真司はため息をついた。
「サラ、明日は連れて行きたい所がある」
「うん、分かった」
「体目的じゃないからね」
「真司…」
通話は切れた。
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