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…お母さん、ごめんなさい。 まだ人を信じられないし、それも信じられない
私は今日高校の入学式があったが休んだ。
もちろん家にこもったままだった。
〜
今は昼過ぎ、昼食を食べてお勉強をしていた。
…あ、今はもう入学式も終わって下校しているときかな…
と高校のことを思い出す。
…私、今からでも学校に行ったら変われるかな。
人を信じ、あの言葉も信じられるようになるのかな。
そう考えてたら家のインターフォンが鳴った。
お父さんとお母さんはお仕事に行っていて今、家には私しかいない。
私はガチャっと自分の部屋の扉を開け、玄関の扉へと急ぎ足で駆けていく。
「はー…い。」
玄関にたどり着き、扉を開ける。
そしたら私と同じくらいの歳の男の子が立っていた。
「あ、君! 今日、学校を休んだ音羽美心さん?」
その男の子は南陽心という名の同じ学校の人だった。
見た目は茶髪で真紅の綺麗な目。
鼻筋が通っていて顔立ちのいい人であった。
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