1話

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「あの…」 私はびっくりした。 久しぶりに男の子と話したし、外に出るのも久しぶりで…。 私は驚いて目をぱちぱちと瞬いていると男の子に話しかけられた。 「ねぇ、僕。 美心ちゃんのプリントとか持ってきたんだけど…」 !? めっちゃいい人だ。 えっと…どうしよう こういう時って家に上がってもらったほうがいいよね… 「あの…家に…、上がってどうぞ… ぬわっ!」 家に招こうとしたら緊張して段差に引っかかる。 「危ないっ!」 倒れる…と思ったら男の子が危険を察知して腕で私を庇ってくれたようだ、 倒れたけど痛くない。   ____________が。 (顔が近い…。) 今の体勢は私が下で男の子が上で倒れ込んでいるようなスタイルだ。 いわゆる床ドンというような感じになっている。 「あ…」 少しの時間、そのままの体勢だったが男の子が我に返ったようにガバっと 体を退けてくれた。 (…距離が遠くて気づかなかったけどこの人…) 「心、キラキラしてる…」
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