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青春
またまた読者から希望があったので、次は「青春」ジャンルについて説明したいと思う。青春小説はエブリスタでも人気のジャンルだが、これを書く上で大事な要素になるのは「不完全さ」だろう。
青春ジャンルと言っても恋愛ものからスポ根ものなど幅広いが、一つ共通するのはティーンエイジャーの発展途上で危なげな心情を描いていることではないだろうか。繊細で、移ろいやすい、不完全な人間像こそ読者の心を打つ。
それでは「不完全さ」を描くためのポイントは何だろうか。私は自分の経験を思い返すことではないかと思う。自分の青春時代を振り返り、素直になれなかった恋や、仲間と意見がぶつかったこと、夢に破れた経験など、自身が経験したことであれば鮮明に書くことができる。青春ジャンルを書くに当たっては、まず自分自身の青い経験を思い返してみてはいかがだろうか。
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