母へ

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母へ

くしゅんっ!! 静かな部屋に、くしゃみの音が響く 鼻を啜った自分が風邪を引いていることに気が付いた 風邪を引いたのはいつぶりだろうか 今までは… そうか… 僕がソファで眠りに落ち目を覚ました時には必ず毛布を掛けてくれてたな… そうやっていつも僕の身を案じてくれてたんだ そんな風にいつも僕を想ってくれてたのに 僕は疎ましくなって離れようとしてたんだ… 本当にごめん…母さん
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