第1話 前前世

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第1話 前前世

ザシュッ… 痛い…痛いぃ!!……あれ?なんで私 生きてるの?いや違う… ここは…ここはどこなの… なんだか体がふわふわして… なにあのボサボサ女… 白衣を着てるということはお医者様かしら あんな髪の毛ボサボサしてるのに? というか私浮いてる!? ただ不思議ね… なんかに引っ張られてるっていうか… 誰か来たわ… ガラガラ 「河原木博士…こんな所にいたんですね 研究論文完成しました?」  まぁ……なんてかっこいい方… だけど王子に似ている雰囲気… 「おや…星山…いらっしゃい…あと百行 で終わる 待っていたまえ」 「転生論文…無事に認められるといいですね」 転生論文…なんですかそれ 「ほんとだよ 私はこれまで戦争に関わるモノ医療 移動機器 そしてAI…色々なモノを 作ってきた 例えば私の一番の発明と言える VoLaMiA1805…このAI…ミアがいたおかげでここまで来れたし大半はこの子の 思案だからね…」 なんかすごい 「それは!!ミアのおかげもありますが あなたが世界で一番の頭脳を 持っているからこそできたことです!! 自己評価を低くしないで下さい!!」 不思議ねこの人…惚れてるのかしら 「ありがとう星山 ただ私は一番作ったら いけないモノを作ってしまった…今生きて いるのはその罪滅ぼしとも言える」 なにやらかしたのよ この人 「それは政府の命令で!!」 「いや!!あの命令は拒否することができた… それなのに承諾してしまったのが間違いだった のだ!!今はないがENDフォ*#メ%※あれは 作ったら駄目だったのだ…多くの味方も…敵も更には2つの星まで!!……消してしまった」 途中不思議な音がして聞こえませんでしたね 「フォ*#ル%※…確かにあれは危険でしたが そのおかげで戦争が終わったとも言えます」 戦争…ぶっ飛んでますね 「だが宇宙戦争の残骸が色々な星達に ぶつかって破滅をもたらそうとしているし これは私が引き起こしてしまったとも言えよう だからこその転生論文…輪廻の輪が実在 していると分かった現在、擬似的に作った 輪を使って別世界に転生し生き延びる… それが私の転生論文だ」 「もう完成しているから 論文発表し納得させれば我々は…」 「…今世の記憶は消えるが無事に生き延びる というわけだ」 「博士の…河原木博士の考え名のですね だけどミアとかはどうするんですか?」 「機能を停止させ消滅の因子じゃなくす ミア以外は」 「何故ミアだけ…」 「消滅因子ができた際に対処するためだ…」 「それはかわいそうすぎます!!」 「仕方がないことなんだ…取り敢えずできたから飯でも食べに行く…だから外で待っておけ」 「分かりました…」 ガラガラ かわいそうな… 「Hei…ミア 命令を下そう 私が"来来世"なった時に…」 声が遠く…どんどん遠くなっていく 来世…どんな感じなのかしら… あれ…こちらに女性が向いて…… "君は私の来世なのだから来来世になった ということで私の全ての知識…SKILLを あげよう 有効に使うがいい" !?河原木さんの声が!?どういうこt……… こうして"私"は転生した
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