私が奴隷だった話

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「お花····下さい」 「いらっしゃい。何の花にします」 「·····お墓の····」 「じゃあ、菊とかどうですか?」 「·····はい」 「じゃあ、すぐ包みますね。どうぞお掛けください」 「·····はい」 私は左手の薬指につけた指輪をギュッと握った。 ----------
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