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狐火は、文字通り妖狐が出す火の姿をしている。
しかし本当の姿は、
平安時代末期、陰陽師安倍泰成の元で戦っていた
九尾の白狐だった。
彼は、その戦いの中で傷ついて長い間眠っている内に
本来の姿と記憶を失い、狐火となって現代に目覚め
僕と出会った。
色々あったけれど、狐火いや、九尾の白狐は
その姿と記憶を取り戻したのだけれど。
陰陽師安倍泰成の子孫は彼のことを忘れ去っていたし。
彼はこの喫茶店を気に入っているので
狐火の姿で今にいたるのだった。
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