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ダイとナンは、通貨という物が知らなかったのであります。
ダイたちが育った村では、物々交換が当たり前だったからである。
これから、知らないことは、このコンさんに聞いて行こうと思ったのでありました。
インコさんは、そう言うことは何も話そうとしない、過去に何かあったのかもしれない?
カクトス王国の大都に行くには、まだまだ遠いのである。
森を二つ超えた所にあるとコンさんが言っていた。
この森の中にも、獲物が見つからない、、
「あっ、トリカラがいるよ、お兄ちゃん、」
「あぁ、任せておけ、ナン、、」
ダイは、トリカラに弓を引き狙いを定めて矢を射ると、、
見事に命中していた。
「やっぱり、凄いねっ、お兄ちゃん、、」「まぁ、なっ、、」
「それじゃ、料理しようか、、」
ダイは、獲物を取る役目、その獲物を料理するのがナンの役目であった。
インコさんの役目は、食べることなのである(汗)
ダイが仕留めたのは、人数分のトリカラであった。
「あのぅ、あなたたちは、トリカラって呼んでいるのでしょうか?」
「あぁ、そうだけど、なにか?」
「はい、オレたちは、金糸鳥と呼んでいます、、」
「ふぅーん、そうなんだ!」
「もう焼けたから、食べよう、皆んな、、」
「はーい、いただきますぅぅ、、」
コンさんは、その金糸鳥の首辺りを食べて、口から金魂を吐き出す、、
「たまぁに、こうして、金魂を飲み込んでいることがあるんですよ、」笑
「へぇ、これも、何か買えるのか?コンさん、、」
「はい、これも、通貨になりますよ、皆さん、、」笑
「へぇ、そうだったのか!!」
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