旅立ち

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コンが言っていた金糸鳥は、プリンという木の実が好物で、、 そのプリンの木の実は、金色の実がなるので、それと間違って金魂を飲み込むことがあるのです。 其れを知ってるのは、数少ない獣人であった。 「なんでも知ってるなぁ、コンさんは、、」 「はい、これでも、商人ですから、」笑 「それじゃ、お兄ちゃん見せてやれば?」 「あぁ、そうだなぁ、」 ダイは、首から下げているペンダントをコンに見せてやる、、 「これなんだが、何か知ってるかなぁ、」 「良く見せてください、、」 ダイの玉のペンダントをコンは、調べていく、、と、 「さぁ、この辺の物ではないようですね、他の国の物でしょう、きっと、」 「そうか、商人のコンさんでも知らないとなると、困ったなぁ、、」 「今度、大都に着いたら、商人仲間に聞いてみましょうか?」 「あぁ、そうして貰えると助かるよ、コンさん、」 「いえいえ、こんなこと、当たり前ですよ、」 「そうか、ありがとう、コンさん、、」
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