ダイ・ナンスの希望の旅（仮）運命の糸に導かれ翻弄され苦悩の糸に絡まれる運命の娘達

旅立ち

そして、ダイたち三人は、カクトス王国の城門近くに来ていた。

コンさんは、商人仲間のところへ行って馬車を用意してくる。

城門には検問があり、通行証がないと中に入れないということであった。

ダイたち三人は、荷馬車の酒樽の中に隠れていく、、

コンさんは、通行証を見せて兵士に怪しまれることなく城門を潜って行く、、

そして、大都の裏通りに来て、コンさんは、、

荷馬車の酒樽の蓋を開けてやると、、

「ふぅー、苦しかった！」インコが出てくる。

「おやおや、この二人、酒の匂いに酔ったようだなぁ、」笑

「子供には、匂いだけで酔ってしまうようだなぁ、、」

コンとインコは、二人を抱き抱えて宿屋に連れて行った。

「しばらく、酔いが覚めるまで寝かせてやりましょう、」

「そうだなぁ、わたしは、此処で待っているよ、」

「はい、お願いします、オレは仲間たちに会ってきます、」

コンは、大都の商人仲間のところに向かったのであります。