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『第2話』・・・『危機』
ノットソン
『ダジャレー、よろこべ。仕事だ。』
ダジャレー
膝の上の生意気なねこを、撫でながら!
『そうが。たすかるだ。で、なに?』
ノットソン
『えとね、まず、三丁目の、たなべさんとこのみーちゃんが家出して、帰らないのでさがしてほしかあ。これが、写真だ。』
ダジャレー
『ほう。かいけつしたね。ここにいる。本当のみーちゃんが。』
ノットソン
『すばらしい。ただ、旦那さんは科学者で、宇宙幽霊にも効く新型ウィルス兵器をミス・ダジャレーに依頼されて、このたび開発し、みーちゃんのすずにしこんだ みーちゃんが宇宙幽霊を発見すると、抱きついて離れないんだそうだ。それで、宇宙幽霊が好む、気温が30度以上になると活発化し、周囲に散布される。人類には害はない。バーチャルにも。あ。いま、29度ね。』
ダジャレー
『あ、親愛なるノットソンくん。エアコン、入れてくれたまえ。こいつ、抱きついて離れないんだ。』
😸
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