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『第8話』・・・『宇宙人』
ダジャレー
〰️真夜中である。ダジャレー、テレビでオカルト番組を見ている。〰️
『この、番組の製作者は、ぼくのことを知らないのだな。この、偉大なる宇宙妖怪たるぼくを。』
ノットソン
『あたりまえだよ。知らないから、町内会にも入れてくれるんだから。あ、あす、きみ、ゴミ当番だからね。6時半になったら、ちゃんと、ゴミステーションあけなよ。』
ダジャレー
『ふん。今夜から開けておく、なにが、かかるか、楽しみだ。』
ノットソン
『出入り自由だから、だ〰️〰️〰️れも、つかまらないよ。』
ダジャレー
『やましんが、捕まるんだ。不思議だろう。』
ノットソン
『あのひとは、統計の有意なコマにはならないよ。』
ダジャレー
『ゴミセンターで、ブルッフの『スコットランド幻想曲かけてたら、てきめんさ。やましん捕獲機も用意する。』
ノットソン
『なんだ、そりゃあ。ねずみさんじゃないんだ。ゴミステーションの趣旨が違う。』
ダジャレー
『やましんには、お似合いさ。似たようなもんだもの。しかし、このコマーシャルは、長いなあ。』
ノットソン
『衛星放送は、コマーシャルの王さま、いや、女王さま、だな。』
ダジャレー
『やっと、コマーシャルが終わった。やれやれ、番組に戻ったよ。・・・おい、これみろ。こりゃ、地球人じゃないぜ。』
ノットソン
『ふん、そうか?』
ダジャレー
『明らかに、宇宙人だ。こんな、消えたり現れたりは、地球人にはできないさ。』
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