『第8話』・・・『宇宙人』

1/1

4人が本棚に入れています
本棚に追加
/19ページ

『第8話』・・・『宇宙人』

ダジャレー  〰️真夜中である。ダジャレー、テレビでオカルト番組を見ている。〰️  『この、番組の製作者は、ぼくのことを知らないのだな。この、偉大なる宇宙妖怪たるぼくを。』 ノットソン  『あたりまえだよ。知らないから、町内会にも入れてくれるんだから。あ、あす、きみ、ゴミ当番だからね。6時半になったら、ちゃんと、ゴミステーションあけなよ。』  ダジャレー  『ふん。今夜から開けておく、なにが、かかるか、楽しみだ。』  ノットソン  『出入り自由だから、だ〰️〰️〰️れも、つかまらないよ。』   ダジャレー  『やましんが、捕まるんだ。不思議だろう。』 ノットソン  『あのひとは、統計の有意なコマにはならないよ。』 ダジャレー  『ゴミセンターで、ブルッフの『スコットランド幻想曲かけてたら、てきめんさ。やましん捕獲機も用意する。』 ノットソン  『なんだ、そりゃあ。ねずみさんじゃないんだ。ゴミステーションの趣旨が違う。』 ダジャレー  『やましんには、お似合いさ。似たようなもんだもの。しかし、このコマーシャルは、長いなあ。』 ノットソン  『衛星放送は、コマーシャルの王さま、いや、女王さま、だな。』 ダジャレー  『やっと、コマーシャルが終わった。やれやれ、番組に戻ったよ。・・・おい、これみろ。こりゃ、地球人じゃないぜ。』 ノットソン  『ふん、そうか?』 ダジャレー  『明らかに、宇宙人だ。こんな、消えたり現れたりは、地球人にはできないさ。』     *****************
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加