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第三話
第三話 どうしよう
どうしたものか...
私、宮迫侑梨は、あることですごく悩んでいた。
そう、私は英語の授業以外でネイティブの人と話したことが無いんだった。その為当然英語に慣れてはいない、テストでは9割取れるレベルだが。
「大丈夫かなあ...」
親に話したら学校が始まるまで、英会話教室に入れてくれることになった。
「それでは頑張りましょう♪」
先生は、私が思っていた何倍も親切で良い人だった。
「英会話」教室というだけあって、内容はディスカッションや簡単なテーマについてのプレゼンが多い。日本にいた頃英語があまり好きじゃなかったのが嘘みたいだと思うくらい楽しい授業だった。
気がつけば英語に関する不安は日に日に減っていた。
時は経ち、4月22日、私がこれから通う学校の4学期が始まる日、そして
「早くして!遅れたら絶対ダメだから!」
そう、今日が私が初めて学校に行く日なんだ!
私は胸をときめかせて制服を着て学校に向かった。
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