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第五話
第五話 2日目
周りが優しい人ばかりだったおかげで、私は2日目からはほとんど緊張しなかった。授業は分からないところもあったが、今のところは問題無さそうだ。
放課後、私は「真実か挑戦か」(truth or dare) というゲームをナタリー、ユジン、アシュリーとしていた。このゲームのルールは簡単。
1 ルーレットを回す
2 ルーレットの片方の針が指している人が、もう一方の針が指している人に対して「真実か挑戦か」と聞く
3 聞かれた方は「真実」または「挑戦」という
4 「真実」を選んだ場合、聞かれたことに本音で答えなくてはいけない
「挑戦」を選んだ場合、指示されたことをしなくてはいけない
君の膵臓を食べたいでやってましたね。
「じゃあ回すよ〜」
私の方に聞かれる側の針が、ナタリーの方に聞く側の針が向いていた。
ナタリー「ユリ、真実か挑戦か!」
私「んー真実で!」
ナタリー「じゃあ、もし性格がすごく良い野獣みたいな人と、性格が悪魔みたいだけど顔が国宝レベルの人ならどっちと付き合いたい?」
私「絶対最初!性格いい人と付き合ったら絶対楽しい!」
再びルーレットを回す
アシュリー「お、今度は私がユジンに聞くのかな?真実か挑戦か!」
ユジン「私は挑戦にする〜!」
アシュリー「そしたら、このアイス1分以内に食べて」
ユジン「わースパルタ!ま、出来るけどね」
ユジン、棒アイスを30秒で完食する
アシュリー「冗談半分で無理だと思って言ったんだけど...すご!」
私「え、待ってすごすぎない!?」
ナタリー「どうやってんの!?」
ユジン「噛まないで飲んじゃえばすぐ食べれるよ!」
そして結局2時間以上こうして遊んだ後、私は家に帰り、ご飯を食べてベットに入った。
今日も一日楽しかったなあ、と思いながら眠りについた。
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