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 何度か首の角度を変えて唇を奪う。そのままゆっくりと腰を動かした。秀治の肉が降谷のものに絡みつき離してくれない。軽く息を上げていると、秀治が嬉しそうに笑うのでその余裕のある顔を崩したくて秀治のものに手をかける。 「や、やめ……そんな……一緒に……は、だめ、だって……ふぁ」  途切れ途切れに抗議してももう遅い。降谷の手の中で揉み込まれるものは質量を増やしていく。前を刺激してやると後ろもそれに呼応してきゅうきゅうと締め付けが強くなる。自身のものが熱を放出するのを待っているかのように膨れ上がる。それを感じたのか秀治は目を閉じた。汗の伝う顔が色っぽくてこんな表情もできるようになったのかと驚く。 「れん……好き……」 「っ」  不意打ちの告白に降谷の腰が震えた。そのまま耐えきれなかったものが中に吹き出してしまう。どくどくと脈打つそれが秀治の中を濡らしていく。 「……あ」  奥が濡れていく感覚を覚えたのか秀治が真っ赤な顔をして降谷を見上げる。思わぬ失態に降谷も耳が赤くなった。あんな不意打ちにイかされるなんて……。 「……んんっ……」  激しい動きに変わった降谷を驚いた目で見つめる秀治の唇に舌を入れた。歯の隙間から上顎をなぞると途端に秀治の中が締まる。その締め付けにまた自身のものが昂っていく。 「秀治……」  名前を呼べば中がさらに締め付けられ正直苦しくてたまらない。しかし秀治が喜んでいるのだと思えば我慢できた。何度か角度を変えて突くと秀治の体がある一点でがくがくと震える場所を見つけた。奥のしこりのあたりを擦るように突いてやれば、秀治ががくんと足をあげて達する。
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