重み

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重み

今になって思い出して きゃっ!と一人で照れてます 耳元で小さくあなたが囁く 「いいですか?」 「…はい」 あの夜のあなたの重み 湿った肌がひんやりとして 熱くなった私の肌に気持ちよかったこと 誰かに話してみたい でも話せない だからここに書き散らす あれはもしかして  夢だったのか ふとそんなふうに感じて まだ記憶に残るあなたの重みを もう一度確かめています 忘れたくないから 確かな記憶のうちに
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