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突然の救援要請(あっちからはそうではないと思うけど)
「ファンタジーの神ぃ~。」
突然、声が聞こえてきたと思ったら…ばっ!!からのがしぃ!!と俺の足にすり寄ってきた。
現代世界の神よ…踏んだり蹴ったりしてほしいのか?
「現代世界の神か…どうした?」
「頼む!!一回だけ交代してくれ!!」
「やだね。」
「いや、マジで頼む!!三世界を同時に管理するのって疲れるんだ!!」
「一度に創りすぎなんだよ、効率を考えろよ効率を…。」
つか、こっちも沢山作ってるが…同時進行は無いわ。
さぁて、現代世界か…一案があるが面倒なんだよなぁ…。
「じゃあ、等価交換だ。」
「等価交換!?何と何を交換する気だ!?」
「その三世界を引き受ける変わりに、こっちでも物語を作ってもらうわ。」
「そんなので良いんだな!!任せろ!!」
「…言ったな?じゃあ、物語の内容は…だ。」
「はっ?無理難題を押し付けるのは辞めて「んじゃ、等価交換の意味が無いから交渉決裂で…」…いやいやいや!?決裂は早いぞ!!」
「それじゃ、やる?」
「………やらせて頂きます。」
「途中で投げたら…分かってるな?」
「お、おうよ!!神様が途中で投げ出すなんて有り得ないからな!!」
「んじゃ、現代世界に失礼しまーす。」
俺は現代世界の神と位置を交代することにした。
さて、効率の最適化を図ろうか。
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