0人が本棚に入れています
本棚に追加
いや、物語を作るのは了承したが…
「はぁ…ゴリラか…。」
つーか、主人公がゴリラってなんだよ。
そして大迷宮との繋がりを創れだと?
わけわかんねー…ま、等価交換だから仕方ないが…。
「おや?これは現代世界の神様ではないですか?」
「あ?なんだてめえ?ぶん殴るぞ?」
「ひいい…!?わ、儂はサポート役で頼むと神様から言われましたのじゃ。」
サポート役の爺?
こいつ使えるのか?…まあ良い、サポート役に丸投げしてやる。
「サポート役って言うのなら、世界を作ってもらおうか?」
「どんな世界をですじゃ?」
「…ゴリラと大迷宮を関連付けた世界だそうだ。」
「…それは無理難題ですじゃな…。」
「…サポート役でもか…。」
「はい…神様はそのような動物系に一切手出しはしてこなかったですし…。」
動物系に一切手出ししてこなかった…だと…?
あのくそ神め…ヘンテコな世界にしてくれるわ。
「はぁ…世界創造。」
「サポート役として時代背景は中世ですじゃ。」
「いかにもファンタジーだな。」
「例の大迷宮は何処に設置するのですじゃ?」
「ん~そうだな、世界の真ん中にどどーんと建てるか。」
「はぁ…あまり変な所に置いたら、その世界の人が困りますのじゃ。」
サポート役の助言をあまり聞くこともなく俺は、世界の中心部に大迷宮を建てた。
さあ、後はゴリラだな。
ご丁寧にゴリラを置かないと、大迷宮として機能しないとか…どれだけゴリラ推しだよ。
最初のコメントを投稿しよう!