いや、物語を作るのは了承したが…

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いや、物語を作るのは了承したが…

「はぁ…ゴリラか…。」 つーか、主人公がゴリラってなんだよ。 そして大迷宮との繋がりを創れだと? わけわかんねー…ま、等価交換だから仕方ないが…。 「おや?これは現代世界の神様ではないですか?」 「あ?なんだてめえ?ぶん殴るぞ?」 「ひいい…!?わ、儂はサポート役で頼むと神様から言われましたのじゃ。」 サポート役の爺? こいつ使えるのか?…まあ良い、サポート役に丸投げしてやる。 「サポート役って言うのなら、世界を作ってもらおうか?」 「どんな世界をですじゃ?」 「…ゴリラと大迷宮を関連付けた世界だそうだ。」 「…それは無理難題ですじゃな…。」 「…サポート役でもか…。」 「はい…神様はそのような動物系に一切手出しはしてこなかったですし…。」 動物系に一切手出ししてこなかった…だと…? あのくそ神め…ヘンテコな世界にしてくれるわ。 「はぁ…世界創造。」 「サポート役として時代背景は中世ですじゃ。」 「いかにもファンタジーだな。」 「例の大迷宮は何処に設置するのですじゃ?」 「ん~そうだな、世界の真ん中にどどーんと建てるか。」 「はぁ…あまり変な所に置いたら、その世界の人が困りますのじゃ。」 サポート役の助言をあまり聞くこともなく俺は、世界の中心部に大迷宮を建てた。 さあ、後はゴリラだな。 ご丁寧にゴリラを置かないと、大迷宮として機能しないとか…どれだけゴリラ推しだよ。
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