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48年前、黒い焼け野原と化した樹海は、長い歳月をかけてようやくかつての3分の1ほどの広さを取り戻しつつあります。
そのはるか彼方で、もうもうと噴煙を吐き出しているいびつな円錐形の巨大な火山が、未曾有の大災害をもたらした「あの山」です。
新たな再生可能エネルギーの白眉であり、また、たび重なる自然災害をコントロールする手段として期待されていた「地脈リソース」利活用実験、その失敗が引き起こした、最悪の結末です。
でも、あの災厄が、真の持続可能な社会システムを構築するプロジェクト、この「サステナビレッジ」の発足につながったのですから、失敗から最高の教訓を学ぶことができた、ともいえるでしょう。
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