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はじめに
仙台市の奥の奥座敷「作並温泉郷」は江戸末期の回文師 仙代庵が
「皆草の名は百と知れ薬なり優れし徳は花の作並」と詠んだことから
「回文の里」というキャッチフレーズで地域活性の一助としていました。
その中で行われている「日本ことば遊び回文コンテスト」、その第23回応募作(うち2作が入賞)を載せます。
さて私は回文をつくる人達の間では「超絶技巧」の人として知られています。
長い語を使ったり、完全回文(濁点の扱いなどの緩和規則を認めない回文)へのこだわり、日本最長の記録、即興回文王などで他の追随を許さないテクニック、総合力を誇りながら、一般ウケはしないという悩みを抱えています。
よく、これは「ドリアン」に喩えられます。果物の王様ではありますが、普通の人に好まれるものではないところが私の回文に似ています。
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