火星を夢見て

俺は探査機を火星の地底湖に着陸させようとしていた。その着陸プログラムを書いたのは火星を夢見る一人の少女だった。

みぐ

SF 完結
14分 (7,993文字)
超・妄想コンテスト『ありがとう』の応募作品です。素敵な表紙絵は『夢 餡子』さんに描いて頂きました。

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あらすじ

俺は若い実業家カズキ。スペースYを興し、火星の南極に在る地底湖へ探査機『マルス』を着陸させるプロジェクトを率いていた。しかし火星への着陸は恐怖の八分間を自立制御で超えるという挑戦が必要だった。残念なが

感想・レビュー 2

頑ななヒロイン (ネタバレ感想です)

命の恩人に感謝もしないとは…… 頑なすぎるヒロインに呆れましたが、彼女の火星への熱い情熱と命を懸けた素晴らしい偉業を称えます。 今回いつにも増して専門的で私のお花畑には難し過ぎて理解できないトコがかな
ネタバレあり
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感謝の本質とは

禍福はあざなえる縄の如しと言いますが、その割合は均質化しているとは思えません。順風満帆な人生が続く事もあれば、惨憺たる悲劇が延々と続く事もあります。時として人は他人というものが如何にあてにならないもの
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