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胸の尖りを摘まれ、口に含まれて舌で転がされ、腰がビクンと浮き上がります。
「ッッ、い、いいいぃぃっっ!!」
絶頂が大きな波となって、私を飲み込みます。ベリアルの手が何本もの触手となって枝別れしているかのように、あらゆる箇所を攻められ、強すぎる快感に涙が溢れます。
「ハァッ、ハァッ、ハァッ、ダメぇぇ……」
花弁が揺さぶられ、花芽を剥かれて花芯を擦られ、愛蜜が洪水を起こしている中を掻き回され、入口と奥を同時に突かれて刺激されます。全身が痙攣し、息が乱れて泣き声のような呻き声が漏れ、終わることなく次々とやってくる絶頂に頭が真っ白に攫われていきます。
彼の唇から溢れた牙が、キラリと光りました。
「美しいですよ、ビアンカ……
あぁ。今こそ、私の思いを遂げられる時が来ました」
ベリアルが纏っていた燕尾服が、一瞬で取り払われました。
「さぁ、私の欲を貴女の中にたっぷりと注いであげますよ」
私の視線が、彼の下半身の中心に釘付けになりました。そこには、見たこともないほど巨大で凶暴な欲望の塊が高く聳え立っていました。
今まで、どんなに願っても、どんなに乞うても与えられなかった彼の欲情が、遂に与えられる時が来たのです。
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