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♪ピコココ~ン♪
お掃除ルンバが動き出した。床にあるゴミと思われる個体に直進して行く。その個体がお掃除ルンバに吸収され床にまんべんなくワックスをかける様に広がって行く。
すいっちねこは全てのスイッチ業務を終えリビングの定位置に収まっている。
一方ルンバはいきなり動き出したお掃除ルンバを目で追っているが、その行く先がさっき怒った時に出てしまったお尻からの個体だと分かった時真ん丸い目を見開いて右へ左へいったり来たり…。
みるみるうちに床のフローリングの色が変わっている。ルンバは色が変わってない床を選びすいっちねこをつつきに行った。
【私はスイッチを止める事は出来ません。すいっちとめねこを頼んでください。因みにポイントが貯まりますので…】
とすいっちねこが話している時にルンバの片耳が動いた。
【ご主人様がお帰りのようです】
すいっちねこがポイントの話しを止めルンバに言っている。ルンバは言われなくても玄関に向かいたい。が、その頃は真面目なお掃除ルンバは床をくまなく掃除をし、色が変わっていない床は無くなっていた。
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