9.ずっと好きでした

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…これは夢? …いや、夢じゃない! 麗華さんがゆっくりと身体を離した瞬間、今度は僕が彼女にキスをした。 麗華さんはちょっとびっくりしたみたいだったけど、僕に身を任せてくれた。 幸せだ…。 こんなに幸せを感じたことなんて、今まであったかな…? 唇を離して目を開けると、麗華さんがまた泣き出していた。 優介「ご、ごめんなさい!」 また泣かせてしまったと、僕はかなり焦った。 麗華「謝らないで?」 優介「でっ…、でも…!」 麗華「これは嬉し涙よ。」 優介「嬉し…涙?」 意味を理解した僕は、たまらなく麗華さんのことを愛しく感じて…、 麗華さんのことをギュッと抱きしめ、頭を優しく撫でた。
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