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…これは夢? …いや、夢じゃない!
麗華さんがゆっくりと身体を離した瞬間、今度は僕が彼女にキスをした。
麗華さんはちょっとびっくりしたみたいだったけど、僕に身を任せてくれた。
幸せだ…。
こんなに幸せを感じたことなんて、今まであったかな…?
唇を離して目を開けると、麗華さんがまた泣き出していた。
優介「ご、ごめんなさい!」
また泣かせてしまったと、僕はかなり焦った。
麗華「謝らないで?」
優介「でっ…、でも…!」
麗華「これは嬉し涙よ。」
優介「嬉し…涙?」
意味を理解した僕は、たまらなく麗華さんのことを愛しく感じて…、
麗華さんのことをギュッと抱きしめ、頭を優しく撫でた。
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