9.ずっと好きでした

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ダメか…。そうだよな…。 アメリカに行かなくたって、麗華さんはもう新しい家政婦さんを雇ったって言ってたし…。 麗華「ダメよ、あなたはもう何でも屋じゃない。あたしの恋人でしょ?」 麗華さんは俯いていた僕の頬を両手で挟んだ。 麗華「同居じゃなくて同棲よ!」 恋人…? 同棲…!? 僕の心は一気に明るくなった。 嬉しくて嬉しくて、叫び出したいくらいだ。 麗華「あー。昨日はホテルに泊まったからくつろげなかった!」 優介「…ホテルに泊まったんですか?」 麗華「そうよ。今日はもう仕事も無くなっちゃったし、家に帰ってゴロゴロしたい! …もちろん、ポチと一緒にね!」 麗華さんの少し照れた表情が可愛すぎて、僕はキュンとなる。 優介「…帰りましょうか。」 麗華「うん、帰ろう!」 僕たちは手を繋いで歩き出した。
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