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優介「あの…、引っ越したっていうのは…?」
麗華「ああ、あれ? ウソよ。」
…えっ、ウソ!?
優介「じゃ、じゃあ、家政婦さんを雇ったっていうのは…?」
麗華「それもウソよ。」
…ウソ!?
優介「なっ、なんでそんなウソを!?」
麗華さんは頬を膨らました。
麗華「だって…、ポチがキスしてくれなかったから。ポチはあたしのこと、好きじゃないんだって思って…。ツラいからもう一緒に暮らせないなって思ったの!」
…そういうことだったのか。
麗華さんはそんなに僕のことを…。
なんだかニヤけてしまう。
麗華「今日からはいっぱいキスしてね!」
優介「えっ!? はっ、…はい!」
僕なんかを選んでくれた麗華さんを精一杯愛そうと、僕は心に誓った。
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