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優介「なんでって…、少し太ってるので…」
麗華「痩せないで!」
優介「…へっ!?」
麗華「痩せたら許さないから!」
優介「うん、…わかりました。」
麗華さんは納得がいったようで、笑顔でまた僕にギュッと抱きついた。
麗華さんと出会う以前、僕の人生には何の意味も面白みもなかったーー。
それが、麗華さんと出会って、恋をして…。
心の中に大輪の花が咲いたような、そんな温かい心地にさせてもらった。
未来なんて考えたことがなかったけど、今は1日1日がとても楽しみだ。
全て麗華さんのおかげだーー。
優介「ずっとこうしてられたら幸せだなぁ…。」
心の中で呟いたつもりが、声に出してしまった。
ハッとして麗華さんを見ると、彼女は頬を赤くしていた。
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