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そう言えばの話だが、半年前つまりジャンさんに見てもらってから私が住む場所は別館になった、父(様は付けたくない)いわく、静かな別館が良いのだと、
まぁつまり怪我を理由に追い出されたと言うことだ、
父に未練がなくなったし、貴族のプライドとか、そんなものは持っていないので、正直他人の目が少ない別館はありがたかった
半年経った今では体も動くようになったし(これ異常)メアリーに頼んで剣術を習うことにした、先生はたまに来る(2日に一回)ミセルだ、
ミセルは准ソードマスターの位を持つほど剣が立つので教えてもらっている、
私は双剣術や暗殺術、射撃には優れているが剣となると、そもそも使わなかったので出来ない、
それでもミセルに才能があると言わせたのでやはり私は天才なのだろう、何せここにはない銃術、双剣術、格闘技全般は向こうで、マスターしているのでな、
しかし困ったことに、元々出歩かない貴族であるルーゼの体は筋肉などもなく……
半年経った今、やっと木刀を持って簡単な素振りや型が出来る程度だ
半年後には冬の舞踏会がある、ミセルと話したが私はお披露目が終わったら、国立魔法剣術教育学園(魔剣園)に行くことにした。
メアリーとジャンは大反対だったがミセルが説得してくれた
私は長女だけど妾の子だし、今ファリス領の、別荘で暮らしている本妻の娘、ソフィア(あったことはない)も同い年なので問題ない
それに家にいるほうが嫌だった、一度失敗したので下手に父に殺されることはないだろうが、それでも自分を殺そうとした人が近くにいるのは嫌だ、
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