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(誰かと思えばミセル様ですか、)
この御方はミセル・ファリス、ファリス家の次男
「……あら?ミセル様、なんの御用ですか?私、お父様にお仕事を頼まれましたの、急いでいるのであとにしてくださらない?」
「は?お前が仕事なんのだ?言ってみろよ、どうせ大した事ないぜ」
「大した事があるのですよ、ふふっ聞いてください、なんと皇太子殿下の屋敷までの案内ですわ!お父様直々に頼まれましたの!3日後ですわ 」
「っ!皇太子殿下の案内?お前それ本当か?絶対にお前の聞き間違いだろ、父上がお前にそんな大役任せるわけないし、代々皇太子殿下が来るのって、「お父様に直々に頼まれました!聞き間違いではありません、私に用は無いようなので、お帰りください」
「ちょっおい!」
バタン
そう言ってミセル様を部屋から追い出した、お父様から直接頼まれたことなのにケチをつけるだなんてひどい
さて明日は街に言ってドレスを買わなくては!
皇太子殿下をお迎えするのにこんな服ではダメよ
とりあえず今日は進められるだけ準備を進めましょう
馬車庫で明日と明後日の馬車をお願いしたらなんと明後日の皇太子殿下を迎える馬車はお父様が用意して下さったみたいでした、
部屋に戻りお昼御飯を食べようを思ったらドアが開いてメイドが入ってきた
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