元悪役令嬢、街へ行く

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メアリー「ほんとに護衛はいらないのですか?私も付いてるとはいえ、護衛もなしに街へ行くのは…」 「大丈夫よメアリー、仕立て屋と図書館に行くだけなのだからなにもない」 半年後にはお披露目会がある、侯爵令嬢である自分が既存のドレスを着て行ったら侯爵様にも迷惑がかかるのでオーダーメイドで作らなければならない、ホントは大体の要望を言えば仕立て屋が勝手に作ってくれるのだが、 今流行っているドレスも私の好みに合わないし、形も嫌いなので何でもいいドレスは好きにしてとメアリーに行ったところ、 「ではお嬢様がデザインすれば良いのでは」と 確かに自分で、デザインすれば自分の好みになるし、楽しいので私が直接仕立て屋に行きデザインを見せることになったのだ
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