122人が本棚に入れています
本棚に追加
「始めまして、ポラレのデザイナーレオンと申します」
レオンはにこやかに挨拶をするモノグル（片眼鏡）を付けていて少しで胡散臭そうな雰囲気になっていて……女性にモテそうな人だ
「始めましてルーゼファリスです、今回のドレス、自分でデザインできると聞いている、予算は適正価格で要相談」
「わかりました、ではルーゼ様ドレスの形やイメージ、テーマなどは決まっていますか？お伝えして頂ければ紙に描きますので」
「実は大まかな形は家で描いてきているそれを見てもらいたい」
レオンに家で描いた絵を見せたらさっきまでの少し胡散臭いような笑みは消え、
興奮気味にドレスについて聞いてきた、今までの鳥籠のようなデザインのウエディングドレス（風）やAラインのドレスとは違い、現代で言うところのエンパイヤドレスのようなデザインに相当な衝撃を受けたらしい、
「素晴らしいデザインです！斬新です
一見シンプル過ぎる気もしますが
装飾品をつければ気品あるれるドレスになります！お嬢様は天才です」
天才デザイナーに天才と褒められてもな、前世の記憶でVIPたちが着ていた服をアレンジしただけだ
「クリノリンは好きではなくてな、できそうか？」
「お任せください！必ず素敵なドレスに仕上げます！」
最初のコメントを投稿しよう！