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図書館か久しぶりだな
そう思いながら階段を上がっていくと誰が声をかけてきた
「あっお前!やっと来た!」
聞き覚えのある声に振り替えると
まだ前世を思い出す前に会った焼き鳥の少年センがいた
「あっ、焼鳥少年セン久しぶりだな、約束破って済まなかった」
そう言うと少年は苦笑いと浮かべたように笑う
「焼鳥少年って、まぁそうだけど、メイドさん?から聞いた怪我したんだって?大丈夫だった?」
「大丈夫だ、それよりどうしてここに?センも図書館に、用があるようには見えないが」
「ヒデェ〜、まぁ確かに好き好んで本借りねぇーしな、お前を待ってたんだよ、結局会えなかったし名前も教えてもらってなかったから、仕事の合間に着てるか確認してた」
……………
「そうか、悪いことをしたな、私の名はルーゼ、好きよんでくれ、」
家名は教えない、腐っても私は侯爵令嬢、ファリスを名乗ってしまったらこの少年とはもう会えない、
「家名は流石に教えてくれないか、じゃあールゼって呼ぶ、いいか?」
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