悪役令嬢のお話

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…………… ……………………… …………………………… 朝…かしら? 今のは何だったのかしら?不思議な夢ね? あっ早く準備しないと!今日行くお店はとても人気のお店だから、きっと並んでいるわ、 良い物を買いたいから 早く行かないと 玄関に行くために廊下を歩いているとロイド様を見つけた、会いたくないので戻ろうとしたら、 「おい、ルゼ何処に行く気だ?」 (……………………見つかってしまったわ、) 「…街にドレスを買いに行くの別にいいでしょう?今度皇太子殿下を屋敷まで案内するからそのドレスよ、 では」 そう言うと、足早にその場を去った (この人とは、あまり居なくないわ、) 王都で今流行りのお店に来ましたわ、 ふふっやはり可愛いドレスがいっぱいあるわね、 本当はオーダーメイドにしたかったのだけれど、明日だから、流石に時間がないわね、 ………………………………………… ………………………………… ………………………… さて可愛いドレスも買えたことだし、 王立図書館によって行きましょう 本は好きなのよ …………………… 何度来ても立派ね、それに書籍の数が家とは桁違いよ、 ふふっ今日は何を読もうかしら♪ あら?こんな本初めて見たは? 【輪廻転生の原理】 ???何かしら、少し読んで見ましょう !!何これ、ぜんぜん読めない、ルーマ帝国語ではない本は沢山あるし、わたくしはあらかた読めるけど、こんな文字見たこともないは! もう少し見ていたいけど時間がないしまた今度にしましょう、 …………………………………………………… 通りに出てると美味しそうな鳥の串焼があった 食べてみたい…………… だめよ、こんな物候爵令嬢が食べる物ではないもの、 「??おい、買わねーのか?、美味いぞこれ」 お店の子?食べたいけど………… こんな物買って食べたって知られたら怒られてしまう 「いいえいらない、これからはご飯なのわたくし」 これから帰って美味しくない、ご飯食べなきゃいけないのよね 「ふ〜ん、なぁ、ちぃとだけ付き合ってくれないか?」 「なんでわたくしが?嫌よ、」 時間の無駄だし、もう疲れたから帰りたいのだけど、 「まぁまぁ、本当に少しだけ」 ガシ 腕を掴まれてそのままの屋台の裏に連れて行かれた 「離して!!離しなさいよ!」 「うわっ、わりぃーって、ちょ 暴れるなよほらこれ」 そう言って彼は何かを差し出した
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