122人が本棚に入れています
本棚に追加
彼が差し出したのは鳥の串焼きだった
?それ、私がさっき見ていた鳥の串焼きだわ、
「??何よ?」
「ん?俺もこれからはご飯なんだけど、忘れて2本も買っちまったから、お前と半分個してぇな〜と思って、お前さっきこれ食いたそうに見てた、だろ?」
!!何よ、気遣いのつもり?
でも…
「…そうねご飯なら仕方ないわね、私が半分個食べて差し上げますわ」
「おっほんとか?、よかった、昼飯食えなくなるとこだったぜ、じゃはいこれ」
彼はそう言い鳥の串焼きを一本手渡してきた、
「…………いただきます」
「おう!じゃ俺も、いただきます」
…………美味しい…………
「はい、これ、鳥の串焼きの代金よ、」
食べたのだから代金は払わなくてはね
「えっいいよ別に、俺がお願いして食べて貰ったんだから」
そう言うけど。やはり食べたのだから払いたいのもね、
「何?私はが払ったのだからな、あなたは受け取っていればいいのよ」
少しきつすぎたかかしら?
「ははっなら貰っとくな、あんがと、
そう言えばお前の名前って名なんて言うんだ?俺の名前はセンだ、
」
名前…………
「私、今度また王立図書館に行きますの、そうね、あと1週間後ぐらいかしら、もし会えたら教えてあげるわ」
どうせ会えないだろうけどね、
「1週間後か、分かった、じゃまたな!」
そう言うと彼は通りにでて人混みね紛れてしまった
「えっ!ちょ!」
行ってしまったわ、まぁ、どうせもう合うことはないのだし、気にしてもしょうがないわね
いよいよ明日、皇太子殿下がいらっしゃるわ
緊張するわね、
えっと、ドレスは用意したし、馬車はお父様が手配してくれていたから、準備でいているわ、
皇太子殿下はファリス領、西夜の門に午前9頃ご到着なさるわ、なので私は、6時にここを出ればいいわね、
よし!準備はバッチリね!
ならお風呂に入ってメイドにマッサージをしてもらいましょう!
皇太子殿下に会うのだからマッサージに半日は必要よね!
寝坊しては大変だから今日はもう寝ましょう
最初のコメントを投稿しよう!