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侮れない。
最近未来への報告が億劫で仕方がない。
もっと勉強しなくてはならなかった。
この俺に本気を出させるとは…
なかなか過去も侮れない。
俺の未来の記憶はほとんどないが、
未来ではなかなか優秀だったこと、
学校で何度も表彰されて選ばれたからこそ今過去に任務遂行しに来たことなど断片的には残っている。
未来で待っている研究者たちのためにも努力しなくてはならない。
ーーちなみに俺の家族は未来が用意してくれた人間たちだ…と思う。(最初からいたからよくわからないけど勝手にそう思っている。多分そうだろう。なにせ説明がなかったからね。)
お母さんもお父さんもとにかく優しくて俺が勉強しているのをいつも応援してくれている。
時々お父さんは俺のことを悲しそうな顔で見る時があるけど。俺が勉強ばっかりしているから心配してくれているんだと思う。
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