始まりはいつだって突然に

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始まりはいつだって突然に

そこの愛らしい方、道を教えてはくれませんか? そう尋ねるのは、旅姿の青年 いくつかの会話を重ね ありがとう…と、その場を離れていく そこには、青年の声だけが響いていた 離れてゆく青年以外に人の姿はなく 残されたのは、愛らしく咲く一輪の華だけ。
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